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2010年1月 4日 (月)

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 正月に3Dの吹き替え版で、映画館で見てきました。
 個人的採点は、5点満点で脚本4点、監督4.5点、俳優4点、効果5点です。
 アバターというアイディアそのものはなかなか秀逸で、惑星パンドラの自然相と併せていろいろなアイディア満載でした。ただし、ストーリーそのものは何ら奇をてらったものが無く、安心してみることができる反面、王道を行くというか、ある意味平凡であったように思います。きっと、万人向けというところに心を砕いた脚本なのだと思います。
 これを元にした演出という点では、とても平凡とは言えないものであったように思います。見づらい、意味がないなどと悪い評判が目立つ従来の3D映画ですが、この映画に関しては、3Dにしないと迫力が大きく減少するように思えました。ただし、3Dにしないと見られないかというとそこまでは思えず、初見なら2Dでも十分楽しめるのではないかと思われました。特撮の使い方、小道具大道具のデザインと使い方、演出の方法など、キャメロン監督のこだわりが随所に感じられ、どんなにお金がかかったかわかりませんが、ヒットメーカーの底力が見えました。
 演技をする俳優に関しては、少なくともキャスティングに問題はなかったように思えました。CG、特撮満載の映画ですから、さぞかし演技は難しかったと思いますが、俳優たちは監督の要求に答えていたように思います。ただし、これはすごい演技だというものもあまりなく、CGで処理したから、と思われる部分もあったように思われ、その点は、こういうCG満載の映画だから仕方のないところかと思いますが、ちょっと残念でした。シガニー・ウィーバーはさすがの貫禄を見せています。
 効果に関しては、これはもう、ため息ものとしか表現できませんでした。おそらく、CGを使っていないショットはほとんど無いと思われますが、あまりそれを感じさせない、迫力満点の特撮であったと思います。これだけでも、1800円を払って一見する価値があるように思います。
 押井守監督が、この映画を見て、「やりたいことを全部やられた感じ」と発言したと伝えられていますが、特撮映画を撮ろうと考えている人は、さて、これからどうしよう、と皆等しく思うのではないかと思います。それほどエポックメーキングな映画でした。ただし、ジェームス・キャメロンほどのヒットメーカーとしての実績がある監督だからとれた映画化もしれません。
 しばらく、これを超えるSF映画はなかなかでないでしょうねぇ。興行成績は別として。

Avatar(アバター)
ジェームス・キャメロン脚本・監督・制作
20世紀フォックス配給

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